官民連携して自殺対策を NPOがフォーラム | NEET生活

官民連携して自殺対策を NPOがフォーラム

 7年連続で3万人を超えた自殺の対策を考えようと、民間非営利団体(NPO)「自殺対策支援センター ライフリンク」(東京)が10日、東京都内で、相談活動や医療などの現場で予防に取り組む官民の実務担当者らを交えた緊急フォーラムを開き、官民が連携して対策に取り組むことを確認した。
 この日は世界保健機関(WHO)が定めた「世界自殺予防デー」でWHOが後援。国内で予防デーに関連する取り組みは初めて。
 フォーラムには、医師や国、地方自治体の行政担当者、弁護士、遺族ら約100人が集まり、冒頭、清水康之代表が「(自殺する時)子供も大人も『自分は駄目な人間。ごめんなさい』と人生の最後に自分を否定して亡くなっている。個人の問題と矮小(わいしょう)化せず、広く社会的な問題として考えていきたい」とあいさつ。(共同通信より)